噛み合わせ治療
一見なんともない歯がしみる、噛むと痛い、ぐらぐらするなどの症状や、入れ歯が合わない、外れるなど多くの場合、虫歯や歯周病以外の原因にかみ合わせが大きく関係していることがあります。
当院は成人におけるかみ合わせの治療を大変重視しています。
1対上下の歯のかみ合わせの問題もあれば、立体的な歯と顎のバランスを考えた治療も行います。虫歯治療、歯周病治療、かみ合わせ治療の三本柱です。
噛み合わせについて
咬合器という器械を活用して頭や顔の骨格に対するかみ合わせのバランスや安定した自然な顎の位置でかみ合った瞬間に歯がどうなっているかを正確に再現する模型を作って詳しい診断をします。
なぜ今こうなったのか、そしてこれまでの歯の悪くなった歴史をひとりひとり違うレントゲン写真や模型から読み取り、将来どうすれば良いのかを説明することが出来ます。
また可能な限り理想的で精密なかみ合わせを再現することに力を尽くします。
歯の見た目だけでは無く正常な機能を取り戻すことは簡単なことでは無く、これは患者様の協力も必要な治療です。
- 例えば・・・
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- 1. 抜けたまま何年もそのままになっている
- 2. 悪くなったらその都度1本ずつ治して遂にはほとんどの歯がかぶせ物になった
- 3. 片方が痛くて、もしくは噛みにくくて何年も片方だけで噛むくせになっている
- 4. どこで噛んでいいのかよくわからない
歯が抜けたままになっていることで
相手の歯は抜け出て、隣は倒れ、
やがて前歯にも影響してきます。多くの場合、下の歯が
上の歯を突き上げて歯の間が
だんだん開いてきて出っ歯に
なっていきます。
このように乱れてしまったまま治療を行ってもうまくいきません。
かみ合わせは1本の不調であっても全体を治すことが多くの場合必要であり精密な診断後、患者様が納得していただいた上で様々な治療を行います。
上記イラスト図のような噛み合わせのバランスを改善した一例です。
患者様の顎を動かして手指の感覚とかみ合わせの音から不調和を感じ取ります。
当院ではかみ合わせ診るために、よくこういう事をします。
何故されるのかは治療を受けていただくとなるほどと分かっていただけると思っています。